2016-04-19 第190回国会 参議院 内閣委員会 第11号
輸送コストの支援対象となる戦略産品として五島市は、野菜、芋類、二つ目に牛、豚の運送費、三番目に鮮魚類、四番目に家畜、養殖用飼料などを指定しておられますが、非常に有名な五島うどん、ツバキ油が練り込まれた風味のある五島うどん、これはいろんな新聞なんかでも全国紙に載っていますよね、これは残念ながらその支援対象になっておりません。あるいは、かんころ餅、これも有名ですけれども、なっておりません。
輸送コストの支援対象となる戦略産品として五島市は、野菜、芋類、二つ目に牛、豚の運送費、三番目に鮮魚類、四番目に家畜、養殖用飼料などを指定しておられますが、非常に有名な五島うどん、ツバキ油が練り込まれた風味のある五島うどん、これはいろんな新聞なんかでも全国紙に載っていますよね、これは残念ながらその支援対象になっておりません。あるいは、かんころ餅、これも有名ですけれども、なっておりません。
ツバキ油、あるいはマグロ養殖、タカナやブロッコリーなどの野菜、五島牛などに力を入れておられました。また、古くからのキリスト教の潜伏信者たちが建てた教会群遺跡で世界遺産の登録を目指すなど、観光の振興、交流人口の拡大にも取り組んでおられます。 しかし、離島ですから、やはり本土にはない困難が伴います。
ここにNという商店がありまして、この年、なぜかツバキ油が不作の年であった。当時地元ではツバキ油でオイルをつくっていた。ところが、不作になったために、米ぬか油がいいということで、大量に仕入れて安売りをやった。これが地域の人に圧倒的に広がってしまって、不幸が重なったということがよくわかりました。
そうすると、農業とか、たとえば昔だったらツバキ油とか、あるいは炭もよかったらしいけれども、それぞれがだめになっちゃって、いまのように火山灰が覆ってしまうとそのたびに経済的基盤がなくなってしまう。この場合に、水産業というふうなものをこれから振興することによって、たとえば三宅島に住んでいらっしゃる方の経済的基盤をきちんとやるようなことはできるかどうか、水産関係の方にお伺いしたい。
特に今度ミサイルの基地を作ろうという新島本島は、ツバキ油とくさやの干物で生活を立てておる島民が大半です。一年間の現金収入が十万円に足らぬといわれておる。また戦争中に非常に零細な土地を開きまして、主食の足しにしている島なんです。このミサイルの被害を直接受けますが、何ら恩恵にはあずからない。式根島の方は、観光地帯としても、あるいはまた水産資源としてもかなり優秀な島なんです。